• WEBのハンドルネームは『コマック』です。
  • 以前使用していた商業誌でのペンネームは『村上トオル』、車イス漫画では『村カミユ』を使用していました。
  • 1963年東京都葛飾区出身、在住。
  • 60歳(2024年現在)。
  • 1985年、21歳の時、慶應義塾大学文学部仏文学専攻在籍中にオートバイ事故により脊髄損傷を被る(胸椎8番完全麻痺)。
  • 1988年〜1993年、主に4コマ漫画商業誌に4コマ漫画作品を発表。その後、事務系会社員・デザイナー等の職業に従事。
  • 1994年結婚。一女一男あり。
  • 2001年ホームページ開設。
  • 2022年ホームページリニューアル。
作者/2021年銀座にて
  • 写真は怪我をする1ヶ月前に友人と東北旅行に行った時のもの。
  • 当時は、今から思うとバブルの時代でしたが、私個人は特に華やかな世界とも縁は無く、大学の授業に出たり出なかったり、様々なアルバイトをしたりしなかったり、高校の母校の先輩でもある芥川龍之介に憧れて文学青年を気取っていたごく普通の大学生でした。
21歳の作者
  • もちろん暴走族などではなく、ごく普通に近場でツーリングを楽しんでいました。
  • 1985年10月、写真のバイクで奥多摩へバイト仲間とツーリングに行った際に、私が縁石に接触したはずみで転倒し、同行していたバイト仲間のバイクに轢かれてしまったらしいということです。
  • 「らしい」というのは、気がついたら病院のベッドに寝ていて、事故の記憶が全くないからです。事故による脊髄損傷者は、事故の記憶が全くない私のような者と、映画のように事故の記憶を一部始終覚えている者とに分かれるようです。
  • 最後に覚えているのは、確かお昼に途中のデニーズで昼食をとったことまでで、それから当日の夜中に目が覚めるまでの記憶が全て飛んでいたのでした。
  • というわけで、この時点で記憶が止まってしまったのか、60歳近い今でも事故当時だった学生気分が抜けないような、へんてこな気持ちのままおじいさんになってしまったようなのですね。
  • 私の場合、1985年で音楽やら映画などの文化的な趣味趣向も止まったままのような気がしています。
  • そして私は、今でもどうしてだか1985年代以降の音楽やら映画やらをほとんど好きになれないのですが、それはおそらく、心の奥深くでは今でも車椅子生活を受け入れられないからなのではないかと、今更ながら自己分析しています。
RG250Γに乗る作者