- この漫画につきましては、この漫画を掲載した季刊誌が刊行される前に、いわゆる「秋葉原事件」が起きたのですが、漫画を描いたのはそのちょっと前なので、事件からヒントを得たものでは全くありません。そのあたりの事情は、以前自分のブログにも載せたのですが、事件に関しては当時たまたま現場にいたこともあり、その旨もブログに記載していましたので、下記に再録いたします。
アイムファイン23号の漫画について
バリアフリーライフマガジン「アイムファイン」23号が昨日うちにも届きました。
今回の4コマ漫画は、例の秋葉原事件が起こる一週間前に描き終えて編集部にお渡ししたものなので、事件とはいっさい関係ありませんので、念の為ここでもお伝えしておきます。
本当にあの事件からヒントを得て描いたわけでは全く無く、たまたま一週間前に偶然「歩行者天国の中を車で運転するのは危険で怖いことです。家の中での車イスの操作も例えればそれに近いものがあるんですよ。だから恐る恐る動くしかないんですよ~」というような内容の4コマを描き、その後あんな悲惨な事件が現実に起こって、しかも事件直後の現場に自分もいたということに私自身非常に驚いています。
偶然とは言え、時期が時期だけに今回は出来るならば他の漫画に差し替えした方がいいのでは?という旨を編集の方に提案してみたのですが、既に印刷に入ってしまって今からではもう間に合わないし、内容的には直接事件を扱ったわけではないので問題ないのではないかという編集の方の判断がありましたので、今回そのまま冊子に載せたという次第です。
「まさか歩行者天国で車を運転する輩はいない」
という前提の基に漫画を描いているので、
その大前提を覆されたことに対して驚愕し、犯人に対しては強い憤りを覚えます。
そんなことあるわけないよね、あっはっは。という「想像」を基に漫画は、特に4コマ漫画は成り立っていると思います。またもう一方で、
そんなこともあるある、わかるわかる、うんうん、うふふ。という「実感」をもとにしている面もあります。
アイムファインでの漫画は、どちらかと言えば後者の「実感」系のネタが多いかと思われます。
実際そちらの方が描きやすいのですが、私としては前者の「想像」系のものの方が好きで、どちらかと言えばそちらを描きたいと思っています。しかし、昨今の社会状況を鑑みるに、想像力の欠如した気の狂った輩が起こす、善良な市民の「想像」の域をはるかに越える事件があまりにも多いので、「想像」の面白さを基にする漫画を描くのは一般的にもかなり困難ではないかと思われます。
今回のように「まさかそんなことあるわけないよね」と思うことが本当に起きた場合、もはや笑うに笑えないですもんねぇ…。まあ、私の場合、才能の問題で描けない、ということもあるんですが…。
というわけで、アイムファインの読者の皆様、今回はイマイチの漫画で申し訳ありませんでした(今回も、か?)。
次回は面白い作品を描けるよう努力しますので、今後も期待して、いや、あまり期待しないで、あ、いえ、でもちょっとは期待して、今後もご愛読くださいますようお願い申し上げます。
秋葉原事件当日(前編)
2008年6月10日 (火)
8日(日)はハンドサイクルの愛好者3台で初めて一緒に都内を走ってみようという記念すべき日。
去年の11月にも計画していたのだが、その時は私が熱でダウンして中止になってしまい、ようやく実現する運びとなった。
8時半にお台場の駐車場に集合。
朝出る時雨だったら中止の予定だったが、なんとか曇で雨は降らず無事3台が集結。
葛飾在住の私、横浜在住の同じ歳のT君、そして同じく横浜在住の30半ばのW君の3人。
みんな脊髄損傷で、ほぼ20年のベテラン車イス使用者だ。
目的地は月島。ぶらぶら走って、もんじゃを食べて帰って来ようね、とういう趣旨である。
9時半頃。
レインボーブリッジを背に一枚。
予報では天気がいまいちなので、まだほとんど人はいません。
月島のもんじゃ焼き屋目指して、いざ出発。
10時少し前に月島到着。
さぁ~てと、入れそうなもんじゃ焼き屋さんはあるかな~。
あれ…?
準備中。準備中、準備中。
ありゃりゃ、お店どこもまだやってないじゃん。
そうだよねぇ、だいたいこんな朝早くから店やってる訳ないよなぁ。
とまどう我々3人。
どうする?どうする?
じゃ、築地が近いから築地で飯喰おう!
即決。
築地に着きました。
お祭りやってました。
今調べたんですが、夏越し大祭『つきじ獅子祭』で、本年は3年に一度の本祭りだそうです。
築地と言えばやっぱ寿司だよね。
ちょっと早いけど、お昼にしよう。
でも車イス3台は入れる店あるかなぁ。
ありました。
入りました。
食べました。
2500円。
ちょっと高い。
でも美味しかったです。
入った時は11時前だったので我々3人だけだったが、食べ終わった頃には、気がつくとほぼ満席で、お客さん、食べ終わったならとっとと出てくださいな、という店員の雰囲気だったので店を出たのがかれこれ12時過ぎだったでしょうか。
月島戻ってもんじゃ食べる?
えっ、まだ食べるの?
食べれるかなぁ。
じゃお茶でもしようか?
お茶か、そうだね、お茶しよう。
最近東京駅の周辺にカフェみたいなのがいっぱい出来てるみたいだから、そこ行ってみる?
おお、いいね、いいね、ついでに皇居の周りなんか走るのもいいんじゃない?
うん、いいねえ!予報では午後から雨だって言ってたのに、天気良さそうじゃん、ホントに中止にしなくて良かったねえ!じゃ、行こう!
ということで、3台のハンドサイクルは今度は東京駅に向かって走り出したのでした。
そう言えば、ねえ、秋葉原って近い?
と聞く横浜在住のT君。
うん、そうだねぇ、遠くはないね。東京、神田、秋葉原だから東京から2駅の距離だね。
と、私。
どうせお茶するんなら、メイド喫茶ってまだ行ったことないんで行かへん?秋葉原なんて滅多に来る機会ないし。
と、横浜在住で関西出身でもあるT君。
え~~?、う~~んと、そうだねぇ~、自分もまだ一度も行ったことないんで行ってみたいけど、今日は滅茶苦茶混んでんじゃないかなぁ。車イス1台でも入れる店があるかどうかってぇのに、3台は無理だよ。う~ん、ダメダメ、無理無理。
と、私。
でもすぐに思い直して、
でも、そうだねぇ、せっかくここまで来たんだし、メイドはダメだろうけど、最近、歩行者天国でなんかパフォーマンスとかやってるみたいだから、話のタネに行ってみようか。会社の帰りにはよくヨドバシには行ったけど、ホコテンなんかたぶん5年くらい行ったことないし、駅まで行けばスタバとかタリーズとか車イス3台でも入れそうな喫茶店もありそうだし、よ~し、じゃ、行ってみよう!
こうして急遽三たび目的地が変更となり、一路目指すは秋葉原の歩行者天国になったのでした。
おそらく、この時がだいたい12時15分くらいだったのではないかと思われます。
順調にハンドサイクルを漕いで行けば、ちょうど12時半には目的地の歩行者天国に着くことになるのですが……。
―つづく―
秋葉原事件(後編)
2008年6月15日 (日)
まずはこの事件で理不尽にも犠牲になり、お亡くなりになられた方々のお冥福をお祈りいたします。
前編を書いてからすぐに後編も書いていたのですが、単なる日記とは言え、犠牲になられた方が大勢いらした事件に関する記述だけに、何度か推敲していたので後編のアップに時間がかかってしまいました。
―前編からの続き(前編をお読みでない方はまず前編からお読みください)―
東京駅を過ぎた辺りで。
そうだ、この辺にトイレあるかなあ。
トイレ行かないと。
どっかないかなぁ。
T君が漕ぎながら再び言う。
あ~~、トイレなら、それこそ秋葉原まで行けばあるある、いっぱいあるよ。
少なくともヨドバシなら何回も行ってるから必ずある。
万世橋を渡って、歩行者天国に入って、それからぶらぶら駅の方に行って、無ければ駅の反対側のヨドバシカメラにでも入ればいいや…と、この先の道程をイメージする私。
神田を過ぎて、靖国通りを越える。
秋葉原はもう目の前だ。
肉の万世を通り過ぎて万世橋を渡ろうとした瞬間、ふっと横を見ると、
ああ、ああ、あるある!、あったあったここ、ここ!、トイレ、トイレ、お~い、車イス用!あるよ~!
万世橋の手前で車イス用トイレを偶然私が発見、先を走っていたT君を呼び止める。
戻ってくるT君。
ああ、あったねえ。ここでいいや、ちょっとトイレ行ってくるわ。
じゃ、ついでに自分もちょっとおしっこ出して来よっと。
T君に続いてその場を離れるW君。
二人が用を足しに行ってしまったので、万世橋の真ん中で二人を待つ私。
目の前の信号のすぐ先はもう歩行者天国である。
笑いながら歩いている家族連れ。
若者達。
子供。
おじいさん、おばあさんの年配の方もちらほらと。
買い物客でいつものように賑わっている歩行者天国から出てくる人々。
我々のようにこれから向かう人達。
あ、向こうから颯爽と歩いて来るのはメイドさんだ。
う~ん、さすがアキバなんだねえ。
歩行者天国に来たのは何年振りだろうかねぇ。
「おかげさまで5周年」と書かれた大きな垂れ幕をぶら下げているどでかいパチンコ屋のビルを右手に眺めながら、
ああ、ここ昔はラオックスだったんだけどなあ。
このラオックスで確か7年前に妻のノートパソコン買ったんだよなあ。
いつの間にかパチンコ屋になっちゃって、ヒドいよなあ。
などと感慨にふけったり、
秋葉原もホンっとここ5年で様変わりしちゃったよなあ。
それにしてもこの万世橋ってなんかドブ臭いなぁ、
などと思ったりしながら、
ボ~っと歩行者天国の方を見続けている私。
その時。
♪ピンポンパンホォ~ン。
♪ピンポンパンホォ~ン。
―ご通行の、皆様に、お知らせいたしまぁ~す
すぐ近くで若いアナウンス嬢の、どこかのんびりとした声がする。
この地区は、千代田区の条例により歩きタバコ、路上喫煙が禁じられています―
などという趣旨のアナウンスがのどかに鳴り響いている。
お待たせ~。
W君が戻って来る。
秋葉原もずいぶん変わったよ~などとしばしW君と談笑。
それからかなり遅れてT君が戻って来た。
どうしたの、今日は。ずいぶん遅いじゃない?いつもはすごく早いのに。
いつもはすぐにトイレを済ませて出てくるT君が、今日に限って遅かったので尋ねてみると、
いやいや、ごめん、ごめん、ちょっと…
身だしなみを整えたりして遅くなったとの弁。
なんだ、そうかあ、いやぁ、いつもは早いのに、今日は珍しく遅いんでどうしたのかなと思って。
と私。
まあ、いいや、じゃ、そろそろ行きますか。
ということで、あらためてハンドサイクル3台が連なって歩行者天国に入っていったのでした。
え~、ここ入っていくのォ?
ちょっと躊躇するW君。
W君は、ハンドサイクルは車両扱いなのだから歩行者天国に入るのはいかがなものか?という考えがあるらしく、いまいち気がすすまないようだ。
だが、大阪出身のT君はそんなことはおかまいなしに既にずんずん先に進んでいる。
私もそんなことは考えもしなかったので、
大丈夫、大丈夫、この先なんかパフォーマンスやってるかも知れないよ、行ってみよう!
こうして3台のハンドサイクルは中央通りを北に向かってゆっくり進んでいったのでした。
おお~、久しぶりだねぇ、ホコテン。
なんかやってるかな~。
きょろきょろ辺りを見回しながら中央線の陸橋の下を通過。
あれえ。
なんにもやってないねえ。
ん~~?
な~んか、空いてるねえ。
あれ?
なんか人が少なくなったような気が…。
ついさっきまで普通に大勢の人がいたと思ったのに、いつの間にか視界が開けて、ハンドサイクル3台が中央通りの車道のド真ん中を悠々と走れるではありませんか。
ん~~?
なんだろうねえ。
ああ、ホラ、あれ見て。
人が寝てるよ。
道路の右脇を見ると誰かが仰向けに横になって寝ているのが見えます。
うん、なんだろうね?
これもなんかのパフォ―マンスなのかなあ?
不思議に思ってよく見てみると、どうやらその上に人が馬乗りになっているようでした。
いやいや、違う違う、人工呼吸してんだよ、あれは。
え?
なに?
ホントだ、人工呼吸してる!
なんで?
なんだ?
なんかあったの?
なんかあったんじゃない?
なんだろう??
日射病?
でも天気悪いよ?
事故!?
3人が顔を見合わせていると、
―救急車!救急車!ひき逃げ!ひき逃げ!!
と叫びながら前方から走って来る人が一人。
え??
ひき逃げ???
周りを見渡したが、大通りの中には人がぱらぱらといるだけで、それらしい車のカゲも形もない。
ひき逃げにしては、変だよ。
ひき逃げであんな状態になるわけないんじゃない。
あの状態は飛び降り?じゃないのかな……??
でもどっちにしても、なんかヤバいんじゃない?
ヤバいよ、これ。
なんか変だよ!
普通じゃないよ。
ここ出た方がいいかもよ!
と、もう、すぐにでもこの場を離れて歩道に出たい慎重派のW君。
いやいや、こんなに道路空いてるし、もうちょっと先に行って何があったのか確かめてみようよ。
とW君と私。
ピーポーピーポー。
この時点でやっと後方から救急車のサイレンの音が近づいて来るのが聞こえる。
あ、後ろから救急車来るよ。
ここにいると邪魔になっちゃうんじゃない?
どっちにしろもうちょっと前に行った方がいいね。
―通り魔らしい。
どこかで誰かが言っているのが聞こえる。
え?
通り魔!?
ひき逃げじゃないの!?
通り魔だとするとちょっと怖いねえ…。
捕まったのかなあ…?
まるで他人事の様に前方を眺めている私。
もう、早くここ出た方がいいよ。
もう出よう!
あくまで私たち二人に退去を促すW君。
わからへん、なんやろね?
人の少なくなった歩行者天国の車道を一人でぐるっと一回りして戻って来たT君が言う。
この先でもなんかあるみたいだよ。
3台は再びゆっくりと上野方面へ進む。
前方の交差点の手前ではちょっとした人だかりがしていた。
漠然と交差点の中に目をやる。
あ、倒れてる。
交差点に。
人が。
一人。
二人。
三人。
うわぁっ、何人も人が倒れてる!!!
―これはさすがにちょっとマズいんじゃないか!?
この時点でやっと、脳天気だった私とT君も漸く何かしら身の危険を感じたのと、その場にいても倒れている人にはなんの役にも立たないし、かえって救急車が到着したら邪魔になるだけだ思い、そそくさと中央通りの車道から駅方面の歩道に飛び出したのでした。
この時W君はテロではないかと疑っていたようでした。
ウーウーウー。
ピーポーピーポー。
救急車、パトカーのサイレンの音がどんどん大きく近づいて来る。
ウーウーウー。
ピーポーピーポー。
なんかすごいことになってるみたいだね。
結局なんだったんだろう?
倒れてる人は大丈夫なのかなあ。
やっぱりもう一回ちょっと見てくる。
私とT君。
えっ、また行くの?危ないよ、行かない方がいいよ。
止めるW君。
ウーウーウー。
ピーポーピーポー。
ザワザワ、ガヤガヤガヤ。
もう一度戻って再び道路の様子を見ようとしたのですが、もうその時は救急車が到着した様子で、近くはものすごい人だかりが出来ていたので、もう近寄ることすら出来ない状態だったのでした。
わかんないね、なんだったんだろう?
ひき逃げ?
通り魔?
どっちなんだろうね?
などと言いながら、どこからともなくどんどん人が集まってくるようだったので、我々は東口は諦めて、西口の喫茶店を探すべく再びハンドサイクルを漕ぎ出したのでした。
バラバラバラバラバラ。
上空では報道のヘリコプターがやって来たのが見えます。
一機、二機、三機。
三機も!
ピーポーピーポー。
ウーウーウー。
ピーポーピーポー。
ウーウーウー。
サイレンの音が秋葉原の街中にけたたましく鳴り響いてくる。
なんかすごい大事件みたいなんだねえ。
なんだろうね?
まあ、たぶんニュースにはなるだろうから、帰ってニュース見れば分かるんじゃない?
それよりも早く喫茶店探そうよ。
ホラホラ、こっちの方にありそうだよ。
昭和通りの脇にジョナサンがあったので入ろうとしたが、入り口に階段があって全く入れそうもなかったので、もう少し南へ戻り、結局入り口の段差が低いスタバのような喫茶店を見つけて入り漸く落ち着くことが出来たのでした。
この後この喫茶店の中で、W君の携帯のニュースサイト速報によって、ひき逃げした奴が通り魔の犯人だったということを知り、まさしく事件直後に(知らなかったとは言え)、大勢の人が逃げまどった直後の、台風の目のようになってしまった歩行者天国に、ノコノコと3台のハンドサイクルで事件現場に入って行ったことになり、あの時T君がトイレに寄らないか、もしくはすぐに済ませてしまい、あとほんの10分、いや5分でも早く歩行者天国に入っていたとしたら、間違いなく事件に巻き込まれていたに違いない!!と想像すると、今さらながら3人で顔を見合わせて、背筋をぞーっとさせたのでした(まあ、そもそもT君が秋葉原に行ってみないかと言わなければ、来ることもなかったのですけれども…)。
この後は、2時頃秋葉原を後にして、再び築地~晴海~お台場というコースを走り、無事ハンドサイクリングを終了したのでした。
写真は夕暮れ時のお台場。
秋葉原に着くまでは前編の通り、所々でパチりパチりとデジカメで写真を撮っていましたが、さすがに秋葉原では、どういう状況なのか全く知らなかったとは言え、倒れている人がいる現場を写真に撮ろうなどとは全く思わず、写真は一枚も撮っていません。
何が起こっているか分からないにしても、あの騒然とした状況下で、携帯カメラなどでむやみやたらと写真を撮るという行為は、正常な感覚を持っていれば、しないです。
でも、たぶん、例えば、電車の中で平気で携帯でしゃべっている人、平気で歩行喫煙する人、飼うのが禁止されている集合住宅で平気で犬とか猫とか飼う人、なんかは平気でパチパチ撮りまくるんだろうなあ。
ちなみに、この日は妻に娘・息子を預け、「お台場~月島間を走ってくる」と言って家を出て来ただけに、まさか秋葉原でこんな事件に遭遇しているとは妻は夢にも思っていないだろうし、余計な心配させてはいけないよな、帰ってから事の顛末を伝えた方がいいよななどと思い、夜、家に着いて「今日の秋葉原のニュース、知ってる?」と聞いたら、「なにそれ?」と言われた。
うちでは普段テレビを全くつけないので全く知らなかったそうだ。
「知らない」というのは全くもってこういうことであり、余計な情報はやっぱり無くて正解なのだなあ、と自分の身を振り返って再び思うのでした。
以上、完